玄米とブランの健康メリット

玄米は全粒穀物の一種で、割れ小麦やオートミール、ポップコーン、大麦などと同様に、外層(ふすま)、胚乳、胚芽の三層構造を持ちます。カンザス州立大学のメアリー・メック・ヒギンズ博士によれば、外層のふすまには食物繊維やビタミンB群、穀物全体の50〜80%に相当するミネラル、そしてフィトケミカルと呼ばれる健康促進成分が豊富に含まれています。玄米を日常的に摂取することで、血圧の低下、消化機能の改善、体重管理などさまざまな健康効果が期待できます。

血圧を下げる効果

  • 米国心臓協会のデータによれば、米国成人の3人に1人が高血圧に悩んでいます。東北大学と日本醸造研究所の研究(2003年)では、ラットに玄米ふすまを与えると、薬剤に伴うめまいやアレルギー、慢性咳嗽といった副作用なしに血圧が低下したことが報告されています。これにより、ふすまに含まれる成分が血管をリラックスさせ、血流を改善する可能性が示唆されています。

体重管理に役立つ

  • クリーブランド・クリニックは、精製されたデンプン類を玄米などの全粒穀物に置き換えることを推奨しています。1日の穀物摂取目安は約170g(約6オンス)で、そのうち約85g(3オンス)は全粒穀物が望ましいとされています。全粒穀物1オンスは食パン1枚、玄米1/2カップ、シリアル1カップに相当します。バランスの取れた減量食は、果物2食分、野菜2.5食分、赤身肉または豆類5.5オンス、乳製品または代替品3食分、そしてオリーブオイルやキャノーラ油などの不飽和脂肪を少量加えることが基本です。

消化機能の向上

  • 玄米は腸内を通過する際に「洗浄作用」を持ち、消化残渣を除去しながら腸壁を刺激して蠕動運動を活性化させます。また、食物繊維が便のかさを増し、毒素の生成を防ぎつつスムーズな排泄を促します。クリーブランド・クリニックは玄米を35種の「パワーフード」のうち第2位に選び、全粒穀物の中では大麦に次ぐ評価を与えています。さらに、玄米はビタミンB1、B6、ナイアシン、マグネシウム、セレン、亜鉛などの必須栄養素の良好な供給源です。

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