スネークオイルはどんな効果があるのか?
スネークオイルは、さまざまな疾患、特に炎症に関連する症状の緩和を謳う伝統的な薬です。18世紀に中国で始まったとされ、実際にヘビの油にはEPA(エイコサペンタエン酸)というオメガ‑3系脂肪酸が豊富に含まれています。EPA は炎症抑制、血液凝固の調整、コレステロール管理に重要な働きをします。
歴史
スネークオイルの歴史は古く、古代ギリシャでも利用された痕跡があります。その後、アメリカでは鉄道建設労働者が先住民に持ち込み、1900 年代初頭にはサンフランシスコのチャイナタウンで販売されました。最初の特許は 1712 年にイギリス人のリチャード・ストートンに与えられています。
過去の成分構成
当時販売されていたスネークオイルは、正体不明の油がベースとなり、そこにカンフル、EPA、アラキドン酸、リノール酸、ミリスチン酸、オレイン酸、ステアリン酸などが加えられていました。
現在の成分構成(1989 年の分析)
1989 年に行われた分析では、全体の 75% が無害なキャリアオイルで、残りの 25% にカンフル、クローブオイル、メンソール、そして EPA が含まれていることが明らかになりました。
EPA とプロスタグランジン
EPA の最も豊富な供給源は中国産の淡水ヘビとされ、アメリカで販売されたオイルに比べて EPA 含有量ははるかに高いです。EPA は体内で第 3 系プロスタグランジンの合成に不可欠で、これらは関節炎をはじめとする心血管系の機能調節に関わります。
EPA の効果
EPA はアスピリンと同様にプロスタグランジン系に作用し、炎症を抑えて全身免疫を高めます。経口摂取だけでなく、皮膚からの吸収でも血流に取り込まれます。参考までに、次に豊富な EPA 源とされるアーモンドオイルは約 18% の EPA 成分を含み、ガラガラヘビ油は約 8.5% とされています。
