パームカーネルオイルの栄養情報と健康への影響
概要
パームカーネルオイルは油ヤシの種子(核)から抽出され、マーガリン、菓子、化粧品、加工食品などに広く利用されています。果実から採れるパームオイルとは異なり、栄養価・物理的性質・化学的性質が大きく異なります。
栄養成分
ビタミンやミネラルはほとんど含まれていません。大さじ1杯(約15 ml)あたりビタミンEが0.5 mg、ビタミンKが3.3 µgです。たんぱく質、食物繊維、ナトリウムはゼロです。その他の植物油に比べて抗酸化物質も少なく、心血管の健康やがん予防に寄与する成分はほとんどありません。
カロリー
カロリーはオリーブオイルやキャノーラ油、ピーナッツ油と同程度です。大さじ1杯で約120 kcalです。
脂質とコレステロール
コレステロールは含まれませんが、飽和脂肪酸が非常に多く含まれます。大さじ1杯あたり脂質は14 g、そのうち飽和脂肪酸が11 gです。米国心臓協会は、パームカーネルオイルなどの熱帯油は摂取を控えるか、極めて少量にとどめるよう推奨しています。
化学的加工
抽出工程でガソリンに似た炭化水素溶剤が使用されることがあります。化学処理を避けたい人は、エクスパンダープレスやコールドプレスなど機械的に抽出された油を選ぶとよいでしょう。
