政府が食事ピラミッドを変更した理由とは?

食事ピラミッドは、米国農務省(USDA)が各食品群の1日あたりの摂取目安を示したものです。5年ごとに改訂され、最新は2005年に更新されました。今回の改訂は、従来のピラミッドに残された複数の課題を解決するために行われました。

穀物

  • 旧ピラミッドでは1日6〜11サービングとされ、全粒穀物と精製穀物の区別がありませんでした。現在は、全粒穀物の方が健康に優れることが広く認識されているため、全粒穀物を重視した推奨へと変更されました。

乳製品

  • 従来は低脂肪乳製品の推奨がなく、フル脂肪乳製品を2〜3サービング摂取すると飽和脂肪酸が多く、心疾患リスクが高まります。このため、低脂肪・無脂肪乳製品を中心にするようガイドラインが改定されました。

肉類

  • 旧ピラミッドは肉を1日2〜3サービングと示すだけで、種類の区別がありませんでした。牛肉や豚肉など飽和脂肪が多い肉は心臓病のリスクを高めるため、鶏肉や魚などヘルシーな選択肢を推奨するよう変更されました。

脂肪・油・甘味料

  • 以前は脂肪、油、甘味料がピラミッドの先端にまとめられていましたが、オメガ‑3脂肪酸や一価不飽和脂肪酸など、心臓に良いとされる脂質もあることが分かっています。そのため、健康に寄与する脂肪を別枠で示すように改訂されました。

運動

  • 旧ピラミッドは食事のみを扱い、運動について触れていませんでした。新しいピラミッドは、バランスの取れた食事に加えて定期的な身体活動を推奨し、総合的な健康生活を支援します。

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