イレオストミーの栄養管理ポイント
イレオストミーは小腸を腹壁に開いたストーマとつなぎ、大腸をバイパスする手術です。術後は特別な食事制限は必要ありませんが、いくつかの栄養管理を行うことで日常生活が楽になります。
水分補給
最も一般的な問題は脱水です。1日あたり8〜12カップ(約2〜3リットル)の水分を摂取することが推奨されます。
ガス対策
ガスが出やすい場合は、以下を避けましょう。
- ガムの嚙み砕き
- ストローでの飲み物
- 炭酸飲料
- ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、芽キャベツ、豆類などの野菜
においの管理
においは稀ですが、増加した場合はガスと同様の食品(ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、卵など)を控えてください。
下痢のコントロール
術後特に最初の1週間は便が緩くなりがちです。以下の食品で便を固めることができます。
- アップルソース
- チーズ
- ピーナッツバター
- 白パン
下痢がひどい場合は、カリウムやナトリウムが失われるため、スポーツドリンクや経口補液(例:ゲータレード、ペディアライト)で電解質を補給してください。
閉塞防止
ストーマは小さく、詰まりやすいです。以下を避け、食事はよく噛んでください。
- 不溶性食物繊維が多いトウモロコシ、セロリ、リンゴの皮など
栄養素の欠乏
回腸(小腸の下部)を切除した場合、ビタミンB12の吸収が低下します。月に1回の注射や、舌下サプリでの補給が必要です。
