ベジタリアンダイエットはコレステロールを下げられるか?

概要

コレステロールは、LDL(悪玉コレステロール)、HDL(善玉コレステロール)、中性脂肪の3つで測定されます。独立した研究は、ベジタリアン食がコレステロール低下に大きな可能性を持つことを示しています。

研究結果の例

オーストラリアの研究(Oxford Journal of Medicine)では、豆腐たんぱく、豆類、ナッツ、可溶性食物繊維を中心とした食事が、LDLコレステロール、総コレステロール、トリグリセリドのすべてを有意に減少させました。

カナダの研究(Metabolism誌)でも、高繊維・低脂肪のベジタリアン食を摂取した被験者は、LDLコレステロールが低下したことが報告されています。

ベジタリアン食のタイプとポイント

  • ヴィーガン(完全菜食):植物性食品のみ。動物性脂肪(コレステロール)を完全に除外。
  • ラクト・ベジタリアン:乳製品を加える。低脂肪・無脂肪の牛乳やチーズを選べば、コレステロール摂取は最小限に。
  • ラクト・オボ・ベジタリアン:乳製品と卵を摂取。卵黄はコレステロールが非常に高いため、摂取は控えるのが望ましい。

脂肪の質に注意

動物性脂肪だけでなく、ココナッツ油・パーム油・カカオバターに含まれる飽和脂肪酸や、部分水素添加油に含まれるトランス脂肪酸も制限することで、血中コレステロールはさらに低下します。

コレステロール低下に有効な食品例

  • オートミール・オートブラン
  • くるみ、アーモンド
  • オリーブオイル
  • フラックスシード、カノラ油に含まれるΩ-3脂肪酸

これらの食品を組み合わせたバランスの良い食事は、LDLやトリグリセドの減少に寄与します。

ビタミンB12の重要性

ヴィーガン食はビタミンB12を除くほとんどの栄養素を豊富に含みますが、B12は動物性食品にしか含まれないため、サプリメントでの補給が推奨されます。過剰なカロリーや飽和脂肪の摂取に注意しながら、野菜、果物、全粒穀物、豆類、ナッツ、豆たんぱくをバランスよく取り入れましょう。

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