40代・50代向けのバランスの良い食事法
生野菜・果物・カルシウム
1日5〜8皿の生野菜を目指しましょう。生で食べると酵素やビタミンが失われにくく、歯、骨、脳、皮膚、目の健康を支えます。どうしても加熱する場合は、蒸す程度にとどめ、夕食だけにしましょう。蒸し野菜は揚げ物や焼き物より栄養損失が少ないです。
ブロッコリー、キュウリ、ほうれん草や小松菜などの緑色野菜、ピーマン、玉ねぎ、ビーツ、ニンジン、トマト、生ジャガイモなどを積極的に取り入れましょう。生ジャガイモは酵素とヒアルロン酸が豊富で、皮膚のコラーゲンやエラスチンの分解を抑え、老化を遅らせます。
果物は食物繊維が豊富で腸内環境を整えます。1日1〜2個の丸ごとの果物(例:リンゴ、バナナ)を食べると、便通が改善され大腸が健康になります。果汁だけの飲料は繊維が除去されているため、血糖値が急上昇しやすく、糖尿病リスクが高まります。できるだけ果物はそのまま食べましょう。
中年期以降は骨密度の低下が進みやすく、特に女性は骨粗鬆症になりやすいです。カルシウムとビタミンDは骨を強く保つ必須栄養素です。牛乳、チーズ、アーモンド、ブロッコリーなどの緑色野菜に多く含まれます。炭酸飲料は控え、カフェインの過剰摂取もミネラル吸収を阻害するため、コーヒーは1日1杯に留めましょう。
低脂肪たんぱく質(肉・代替品)
鶏肉、魚、七面鳥、バッファローなどの脂肪分が少ない肉を中心に摂りましょう。豚肉や脂肪の多い牛肉は飽和脂肪酸が多く、動脈硬化の原因になります。牛肉は週に1〜2回程度に抑え、できるだけ鶏肉や魚を選んでください。
これらの肉はビタミンB群と鉄分を豊富に含み、赤血球の生成や神経系の健康をサポートし、疲労感やストレスの軽減につながります。
肉を食べない人は、大豆や豆類、スピルリナなどの植物性たんぱく質を取り入れましょう。スピルリナはビタミンC・A・E などを含む青緑藻で、サプリメントや粉末として市販されています。
健康的な脂質とオイル
中年以降は炎症や中性脂肪の増加が問題になります。アメリカ心臓協会は、オメガ‑3 系統の多価不飽和脂肪酸が中性脂肪を下げ、関節を潤滑し炎症を抑えると指摘しています。オメガ‑3 は体内で合成できないため、食事やサプリで補う必要があります。
主なオメガ‑3 は DHA、EPA、ALA の3種です。DHA と ALA は主に魚に含まれ、EPA はナッツや亜麻仁油に多く含まれます。サーモン、サバ、マグロ、亜麻仁、くるみ、アーモンド、卵などを積極的に食べ、足りない場合はフラックスシードオイルや魚油サプリを利用してください。
さらに、オリーブオイルやグレープシードオイルなどの一価不飽和脂肪酸も心血管の健康に役立ちます。調理にはオリーブオイルを、サラダや仕上げのドレッシングにはグレープシードオイルを使うと良いでしょう。
