低GI食品とみなされる炭水化物とは?

アメリカ糖尿病協会(ADA)によると、血糖指数(GI)は炭水化物を含む食品が血糖を上昇させる程度を測定する指標です。GI が高い食品は速やかに消化・吸収され、血糖が急上昇します。糖尿病患者は特にこの指標を重視します。

メリット

  • 低GI食品は消化が緩やかで、血糖とインスリンの急上昇を抑えます。その結果、満腹感が長く続き、体重管理や脂質プロファイルの改善に役立ちます。

低GI食品の例

  • 食物繊維や脂質が多い食品は一般的にGIが低くなります。代表的な低GI炭水化物は、果物、非デンプン系野菜、全粒粉のパンやシリアル、乾燥豆類です。調理法、品種、加工度、熟度、保存状態もGIに影響します。

測定方法

  • GI を測定する際は、10 名以上の被験者に 50 g の消化可能炭水化物を含む食品を摂取させます。摂取後 15〜30 分ごとに 2 時間にわたり血糖値を測定し、血糖応答曲線を作成します。得られた曲線を同じ被験者が純粋なブドウ糖(同量)を摂取したときの血糖値と比較し、比率に 100 を掛けて GI を算出します。被験者全体の平均値がその食品の GI とされます。

推奨事項

  • 世界保健機関(WHO)および国連食糧農業機関(FAO)は、先進国において食事計画時に GI を考慮することを推奨しています。これにより、冠動脈性心疾患、肥満、糖尿病の発生率を低減できるとされています。

注意点

  • 血糖値が極端に高い人は、食事計画の際に管理栄養士と相談すべきです。糖尿病患者にとって不適切な食事は致命的になる可能性があります。

栄養 - 関連記事