閉経症状を和らげる食事とサプリメントのガイド

食事で閉経症状を軽減

バランスの取れた食事は健康維持の基本です。閉経期の女性は、毎食たんぱく質、炭水化物、乳製品、果物・野菜、そして適量の脂質を取り入れるよう心がけましょう。1日3食を基本に、食間の軽いスナックを加えると、エネルギー切れや空腹感を防げます。

ホットフラッシュの対策として、1日最低でも約2リットル(約64オンス)の水分を摂取してください。逆に、紅茶・コーヒー・アルコール・炭酸飲料・辛い食べ物は発汗や体温上昇を促すため、控えることが効果的です。

大豆や豆類、ジャガイモ、ヤムイモなどに含まれるフィトエストロゲンは、体内で微量のエストロゲン様作用を示し、ホットフラッシュやその他の不快な症状を和らげます。

全粒粉のパンやシリアルなどの炭水化物は、脳内のセロトニン産生を助けます。ホルモン変動でセロトニンが減少すると、気分の落ち込みやイライラが起きやすくなるため、意識的に炭水化物を摂りましょう。また、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は避け、フラックスシードやオリーブオイル、キャノーラ油などの心血管に良い脂質に置き換えると、体重増加や血管障害のリスクが低減します。

心臓病予防の観点からは、飽和脂肪の摂取を控え、毎食に果物や野菜を取り入れることが重要です。さらに、サーモンやツナなどのオメガ‑3脂肪酸を含む魚を週に2回程度食べると、血管の健康維持に役立ちます。

閉経後は骨密度が低下しやすく、骨粗鬆症のリスクが高まります。1日あたり1200〜1500 mgのカルシウムを、豆乳、緑葉野菜、チーズやヨーグルトなどの乳製品から摂取しましょう。カフェインはカルシウムの吸収を阻害するため、コーヒーや緑茶の過剰摂取は控えることが望ましいです。

サプリメントで症状をサポート

ブラックコホシュは植物由来の化学物質とフィトエストロゲンを含み、ホットフラッシュや気分の不安定さを緩和します。1日2回、最大6か月までの服用が推奨されますが、胃の不快感や頭痛が副作用として報告されています。

当帰(トンカイ)は臨床試験で閉経症状を約25%軽減すると示されました。血流を改善し、エストロゲンバランスを整え、血管拡張作用でホットフラッシュを抑えます。また、軽度の鎮静作用があるため、うつ症状やストレス、ムードスイングの緩和にも役立ちます。1日の摂取目安は400〜600 mgで、根を乾燥させてティーにして飲むことも可能です。

サプリメントを使用する前には、必ず医師に相談し、処方薬との相互作用や個々の健康状態に合ったかどうかを確認してください。

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