ホモシステイン値を自然に下げる方法
はじめに
米国心臓協会(AHA)は、血中のアミノ酸であるホモシステインの上昇が心臓病の主要リスクとまでは位置付けていませんが、心血管リスクが高い患者にはホモシステイン値の管理を推奨しています。食事や生活習慣で必要な栄養素が不足している、または特定の疾患がある場合は、少し手間がかかることがありますが、基本的な対策で十分に低下させることが可能です。
ホモシステイン値を下げる3つのステップ
ステップ1:葉酸を豊富に含む食品を摂取する
葉酸は主に野菜や果物に含まれます。ほうれん草、アスパラガス、ケールは特に葉酸が多く、カロリーも低めです。生で食べると葉酸が最も多く残りますが、調理する場合は蒸すか茹でることで栄養を保持できます。
ステップ2:ビタミンB12とB6を増やす
葉酸と協働してホモシステインを代謝するビタミンB12・B6は、肉類や乳製品、卵、魚、鶏肉、牛肉、豚肉に豊富です。欠乏が深刻な場合はサプリメントで補うとよいでしょう。ベジタリアンやクローン病、過敏性腸症候群、悪性貧血などで吸収障害がある方は、天然由来のB12・B6エキスの摂取を検討してください。
ステップ3:有害な習慣を改善する
喫煙はビタミンB12の欠乏を招き、ホモシステイン値を上昇させます。また、過度の飲酒は葉酸欠乏を引き起こします。さらに、コーヒーの摂取もホモシステイン上昇に関与すると報告されています(American Journal of Clinical Nutrition)。これらの習慣を控えることで、ホモシステイン値の低下が期待できます。
以上の対策を日常に取り入れることで、ホモシステイン値を自然にコントロールし、心血管リスクの低減に役立てましょう。
