脳卒中に対するターメリック(ウコン)の効果とは?

ジョージア医科大学の研究チームは、ウコン(ターメリック)を脳卒中治療に応用できるか検証しました。ウコンはショウガ科の植物で、伝統的なハーブ薬として広く利用されています。特に出血性脳卒中において、血栓のサイズを縮小し手術の必要性を減らす可能性が示されています。

効果

  • 出血性脳卒中は血栓が脳への血流を遮断することで発症します。ウコン投与により血栓が小さくなり、外科的除去が不要になるケースが報告されています。

特徴

  • ウコンの主成分であるクルクミンは、抗がん、抗炎症、抗酸化作用を持ち、抗菌・抗ウイルス効果も期待されています。さらに、アルツハイマー病リスクの低減にも寄与するとされています。ミシガン大学の研究では、クルクミンが細胞膜に埋め込まれ、感染症や腫瘍に対する抵抗力を高めることが明らかになっています。

研究結果

  • ジョージア大学の医学生ジェイ・マクラッケンは、動物実験でウコンを腹腔内注射した結果、血栓の大きさが有意に小さくなることを確認しました。

予防・将来の展望

  • 将来的にはウコンを脳卒中治療薬として商品化する可能性があります。ヒトへの静脈注射や、予防目的のウコン錠が検討されていますが、現時点では承認されておらず、さらなる研究が必要です。

治療への応用

  • 初期の研究では、ウコンがコレステロール低下や血管壁への血小板付着抑制に寄与することが示唆されています。血小板の凝集が血栓形成の主因であるため、ウコンの摂取は脳卒中の予防・治療に有望と考えられます。

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