オメガ6とは何か?

オメガ6は人体にとって必須の脂肪酸群です。体内では合成できないため、食事から摂取しなければなりません。オメガ6脂肪酸は多価不飽和脂肪酸に分類され、米国心臓協会(AHA)は、適量を摂取すれば健康効果が期待できると報告しています。

摂取源

米国心臓協会によれば、オメガ6の1日の推奨摂取量は活動量・年齢・性別により異なりますが、概ね12〜22gです。オメガ6は多くの食用油に含まれており、ひまわり油、サフラワー油、コーン油、綿実油、大豆油などが代表的です。さらに、イブニングプリムローズオイルやブラックカラントオイルといったサプリ用油でも摂取できます。

オメガ3との比較

オメガ3脂肪酸も必須脂肪酸の一つで、脳機能や正常な成長・発達に重要な役割を果たします。米国心臓協会は、理想的なオメガ6とオメガ3の比率は4:1以下であるべきとしていますが、現代の西洋食は10:1という不均衡な比率が一般的です。このバランスの崩れは、心臓病、がん、喘息、関節リウマチ、うつ病などの長期的な疾患リスクを高める可能性があります。

健康効果

オメガ6脂肪酸をオメガ3と適切な比率で摂取すると、以下のような健康効果が期待できます(メリーランド大学医学センター)。
・関節リウマチによる疼痛の軽減
・月経前症候群(PMS)の不快感緩和
・湿疹や乾癬の症状改善
・注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状・行動の改善
・にきびの重症度低下

過剰摂取のリスク

米国心臓協会の研究によると、オメガ6を過剰に摂取すると、疾病やうつ病のリスクが上昇する可能性があります。サプリメントの使用は、医療従事者の監督下で行うべきであり、適切な用量が重要です。

注意点

オメガ6サプリメントは、以下のような条件や薬剤を使用している人では副作用や相互作用のリスクがあります(メリーランド大学医学センター)。
・てんかんなど発作性疾患を持つ人は摂取を避けるべきです。
・血液を薄める薬、抗生物質(セフタジジムなど)、臓器移植時のシクロスポリンを服用中の人は注意が必要です。
・がん化学療法を受けている患者もオメガ6サプリは避けるべきです。

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