ポリフェノールを豊富に含む食品とその効果
ポリフェノールは植物が生成する天然代謝産物で、人体に抗酸化作用をもたらします。米国農務省は摂取目安を定めておらず、平均摂取量も把握されていません。ポリフェノールは主にフェノール酸、フラボノイド、タンニンの3種類に分類され、すべてが抗酸化物質です。これらすべてを得るには、さまざまな食品から摂取することが重要です。
果物
果物はポリフェノール、特にフラボノイドとタンニンの代表的な供給源です。色が濃い赤系の果実、例えば黒梅、さくらんぼ、ベリー類に高濃度が含まれます。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーはエラジック酸(タンニン)を豊富に含みます。リンゴ、ブドウ、梨、カンタロープ、クランベリーもポリフェノール抗酸化物質が豊富です。
野菜
野菜は果物に比べポリフェノール濃度は低めですが、特定の野菜は有用です。タマネギ、ブロッコリー、キャベツ、セロリ、パセリはフラボンやフラボノール(フラボノイドの一種)を供給します。ビーツ、赤キャベツ、ルタバガ(大黄)など赤みがある野菜は、総ポリフェノール含有量が最も高いです。
全粒穀物と豆類
全粒穀物と豆類は相補的なタンパク質源として知られますが、同時にポリフェノールも豊富です。豆類(大豆、エンドウ、各種ナッツ)はフラボノイドを含み、大豆はイソフラボンの主要供給源です。全粒穀物、オート麦、ライ麦は特にフェノール酸を多く含みます。
チョコレートとコーヒー
チョコレートとコーヒーはアメリカ人に人気の嗜好品ですが、フェノール酸を多く含みます。全粒穀物に次いで、コーヒーは米国食生活で最大のポリフェノール供給源とされています。コーヒーとカカオはカフェ酸とフェルラ酸という抗酸化ポリフェノールが豊富です。チョコレートのポリフェノール量はカカオ含有量に比例し、ダークチョコレートはミルクチョコレートより多く含みます。
赤ワイン
赤ワインもポリフェノール抗酸化物質の重要な供給源です。白ワインは果皮に触れないため、赤ワインほどのフィト栄養素は含まれません。適量の摂取が前提ですが、赤ワインに含まれるタンニンとフラボノイドは、フランス人が飽和脂肪の多い食事でも心臓病罹患率が低い理由と考えられています。
