授乳中のママのための栄養ガイド

授乳と赤ちゃんの栄養

多くの人が考えるように、食事が不十分でも授乳中の赤ちゃんに大きな影響は出ません。体は赤ちゃんに必要な栄養を優先的に供給しますが、その代償として母体が疲弊することがあります。

母乳に移行する成分もあるため、アルコール、タバコ、過剰なカフェイン、違法薬物、特定のハーブやサプリは控えるべきです。妊娠中に培った健康的な生活習慣を続ければ、母体も健康で、赤ちゃんに必要な栄養豊富なミルクが供給されます。

栄養に関する誤解

授乳中に避けるべき食べ物については、昔からさまざまな迷信が伝わっています。例えば、ガスを出しやすい食べ物は赤ちゃんをガスだらけにすると言われますし、辛い食べ物は赤ちゃんを刺激すると言われます。実際には、赤ちゃんが特定の食材に敏感になるケースは稀です。

辛い料理が日常的に食べられる国でも、赤ちゃんは問題なく育ちます。母体に合わない食べ物が必ずしも赤ちゃんに影響するわけではありません。現在の授乳専門家は、授乳中の母親は好きなものを食べても問題ないとしています(参考文献3)。

母親が摂取した食材は母乳の風味に影響しますが、これはむしろプラスです。さまざまな味に触れさせることで、離乳期に固形食を受け入れやすくなります。

ママのための栄養ポイント

授乳は体に負担がかかります。エネルギーを十分に摂取すれば、赤ちゃんの世話に必要な活力が保てます。授乳中は通常より多くのカロリーを消費し、1日あたり1,800〜2,200kcal、あるいはそれ以上が必要になることがあります。空腹感を感じたら食事を取り、バランスの良い選択を心がければ、体調を保ちつつ余分な体重も減りやすくなります。

水分補給も重要です。水分が不足すると脱水症状を起こす恐れがあります。一般的に、授乳中の女性は1日6〜8杯(約1.5〜2リットル)の水や健康的な飲料が必要です。授乳中は喉が渇きやすいので、常に水のグラスを手元に置き、喉が渇いたときにすぐ飲むようにしましょう(参考文献4)。

食事はバランスよく、さまざまな新鮮な食材を取り入れましょう。目安として、乳製品を最低3皿、果物・野菜を5皿、たんぱく質を3〜4皿、全粒穀物を5皿程度摂取すると良いでしょう(参考文献5)。

栄養 - 関連記事