セレンサプリメントの概要と安全性
供給源
セレンはブラジルナッツなどの食品に自然に含まれる微量ミネラルです。また、ツナ、牛肉、鶏肉、パスタ、オートミールなどの植物性食品や肉類にも含まれます。食品中のセレン量は土壌や地域の生態系に依存します。
必要量
米国国立衛生研究所(NIH)によると、成人は1日あたり最低55マイクログラムのセレンを摂取すべきです。米国ではセレン欠乏は稀です。
有効性
NIHが引用するNatural Medicines Comprehensive Databaseの評価では、セレンサプリメントは「欠乏予防や治療に効果がある可能性が高い」とされています。極端にセレン摂取が少ない場合、心疾患や精神発達遅滞のリスクが高まります。一方、がん、心臓病、糖尿病の予防に対しては「効果が不確か」と評価されています。
安全性
過剰摂取はセレノシスを引き起こし、吐き気、嘔吐、にんにく様の口臭、疲労、爪の白斑や斑点などの症状が現れます。また、長期的にサプリメントを過剰に摂取すると、2型糖尿病や皮膚がんのリスクが高まる可能性があります(Medline Plus)。
