がんと糖尿病に効果的な食品

がんや糖尿病は生活に大きな影響を与える疾患です。診断を受けた場合、栄養だけで治療を代替できるわけではありませんが、適切な食事は医療を補完し、予防にもつながります。野菜・果物・全粒穀物・脂肪の少ないたんぱく質を中心に、バランスの取れた食事を心がけましょう。

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性ビタミンで、細胞をフリーラジカルから守る抗酸化作用があります。免疫力を高め、前立腺がんや膀胱がんのリスク低減に寄与する可能性があります。また、糖尿病による神経障害・腎臓病・眼疾患、さらには脳卒中や心筋梗塞のリスク軽減にも役立つとされています。主な食品はアーモンド、オリーブ、コーンやピーナッツオイル、りんご、アスパラガス、アボカド、マンゴー、ピーナッツ、さつまいも、麦胚芽です。

ビタミンC

ビタミンCはインスリンを介して細胞に取り込まれるため、糖尿病患者は必要量が不足しがちです。医師と相談の上で高用量のビタミンCサプリを検討すると、血行障害や糖尿病合併症の改善が期待できます。強力な抗酸化作用によりがん細胞の形成を抑制する効果も報告されています。ビタミンCは柑橘類(キウイ、パイナップル、オレンジ、ライム)やにんじん、生カリフラワー、パプリカ、トマト、ブルーベリー、芽キャベツに豊富に含まれます。

魚油

魚油に含まれるEPA・DHAなどの必須脂肪酸は血糖値には直接影響しませんが、糖尿病性神経障害(ニューロパチー)の予防・進行抑制に有効とされています。週に2回以上の魚介類摂取、または魚油サプリメントの併用は、がん予防や腫瘍の増殖抑制にもつながる可能性があります。摂取を検討する際は必ず主治医に相談してください。

食物繊維

1日あたり最低30g(理想は50g)以上の食物繊維は、炭水化物の消化吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇や急降下を防ぎます。がん予防に直接効果があるとは限りませんが、腸内環境の改善や生活習慣病全般のリスク低減に重要です。食物繊維はナッツ、種子、野菜、果物、豆類、全粒穀物に多く含まれ、市販のサプリメントでも補えます。

カロテノイド

カロテノイドはビタミンAに変換される天然色素で、余分に摂取した場合は抗酸化物質として働き、免疫力を高めます。抗酸化作用はがん細胞の発生を抑えるとともに、糖尿病の発症リスク低減にも寄与します。代表的な食品はリンゴ、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、トマト、エンドウ豆などです。

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