糖尿病患者の栄養管理

食べられるもの

糖尿病の管理は厳格な食事制限ではなく、栄養についての知識に基づく選択が重要です。自分の栄養ニーズと好みに合わせた食事プランを作成すれば、血糖値、血圧、コレステロール、体重の改善が期待できます。1日3食と間食を含む小分けの食事を基本とし、野菜、果物、全粒穀物、魚、鶏肉、赤身肉、豆類、低脂肪または無脂肪の乳製品を中心に選びましょう。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な食品を選ぶことがポイントです。

食事プランを作成する際は、必ず担当医や管理栄養士に相談してください。服薬や運動計画と合わせて、血糖値の急激な上下を防ぐために、食事のタイミングも計画に組み込む必要があります。

好きな食べ物

好きな料理を諦める必要はありません。材料の一部を置き換え、調理方法を変えるだけで糖尿病に適したメニューにできます。例として、乳製品は低脂肪や無脂肪のものに、肉・魚は揚げずに焼くかグリルする、甘いものは空腹時ではなく食事と一緒に少量摂取し、炭水化物の量を調整するといった工夫が有効です。

炭水化物の管理

炭水化物は血糖値を上下させる一方で、体のエネルギー源でもあります。したがって、血糖値の急激な変動を防ぐために、炭水化物の量を正確に把握することが重要です。

炭水化物は低GI食品と高GI食品に分けられます。糖尿病患者は、全果実、オートミール、ふすま、玄米、大麦、クスクス、豆類、全粒シリアルなどの低GI食品を中心に摂取しましょう。また、炭水化物と同時にたんぱく質をバランスよく摂ることで、善玉コレステロールや中性脂肪の改善が期待できます。赤身肉より大豆製品(豆、豆腐、大豆ミルクなど)を選び、週に2〜4回程度取り入れると良いでしょう。

米国糖尿病協会は、1食あたり45〜60gの炭水化物摂取を目安としていますが、個々の血糖コントロール状況に応じて調整してください。

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