がん予防に役立つ植物由来化学物質の摂取法

研究者は、植物由来の化学物質(フィトケミカル)が体のがん防御機能を高める重要な役割を持つことを明らかにしています。フィトケミカルは全粒穀物、果物、野菜などに自然に含まれ、健康維持やがんリスクの低減に効果的です。日常の食事に取り入れやすいので、積極的に摂取しましょう。

ベリー類を取り入れる

ラズベリーやブルーベリーには、がん細胞の増殖を抑えるアントシアニンが豊富に含まれています。既に体内に腫瘍がある場合でも、腫瘍細胞の成長を遅らせる効果が期待できます。1日~2カップのベリーを毎日または隔日で摂取することががん予防に有効です。

ターメリック(カレー)を活用する

ターメリックに含まれるクルクミンは強力な抗酸化物質で、活性酸素によるがん細胞の発生を抑制します。料理のスパイスとして使用するほか、1日1粒(約450 mg)のクルクミンカプセルでも摂取可能です。消化吸収を助けるため、食事と一緒に服用してください。

緑茶を飲む

カメリア・シネンシス(緑茶)のエピガロカテキンガレート(EGCG)は、がん細胞の増殖を阻害し、乳がん、結腸がん、膀胱がん、膵臓がん、小腸がん、食道がん、胃がんなどに対する予防効果が報告されています。1日3~4回、緑茶を飲むか、1,000 mgのカプセルを2粒、食前に摂取すると効果的です。

ブロッコリーなど十字花科野菜を増やす

ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワーにはグルコラファニンが含まれ、体内でスルフォラファンに変換されます。スルフォラファンはがん細胞の分裂を止め、アポトーシス(細胞死)を誘導します。1日1カップ程度の十字花科野菜を摂取することで、自然ながん防御が期待できます。

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