食品中の粗繊維(不溶性食物繊維)の定義と役割

粗繊維(不溶性食物繊維)の定義

食物繊維(可溶性繊維)と粗繊維(現在では不溶性繊維と呼ばれる)との違いに混乱することが多い。粗繊維は食物繊維の約1/7〜1/2を占める。

粗繊維の構成要素

粗繊維は実験室で測定され、主にリグニンとセルロースから成る。リグニンは植物組織に存在し、セルロースは植物の骨格を構成する。

粗繊維の測定方法

実験室での粗繊維測定は、試料を硫酸と水酸化ナトリウムの溶液で処理した後、オーブンで乾燥させて残存物を測定する方法である。残ったものが粗繊維で、栄養価はほとんどない不溶性繊維の混合物である。

粗繊維は必要か

不溶性繊維は体内で排出され、腸の蠕動運動(腸の動き)を助ける。したがって、ほとんどの人は食事にある程度の粗繊維を摂取することが推奨される。

粗繊維の主な供給源

粗繊維(不溶性繊維)の豊富な食品には、葉野菜、全粒穀物(全粒小麦やライ麦)、腎臓豆や黒豆などの豆類がある。

過敏性腸症候群(IBS)への配慮

多くの医師や栄養士は、可溶性・不溶性両方の食物繊維をバランスよく摂取することを推奨するが、過敏性腸症候群の患者は空腹時に不溶性繊維を摂取しないよう注意が必要とされている。

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