Neptune Krillオイルの成分と健康効果
Neptune Krill Oilは、カナダのNeptune Technologies & Bioresources社が商標登録した製品です。体長約5cmの小さなエビであるクジラエビ(クリル)は、海洋哺乳類や魚類の主要な餌となる重要な食物連鎖の一部です。近年、クリルから抽出したオイルがヒトの健康補助食品として注目されています。魚油に比べてオメガ‑3脂肪酸の含有量が高く、さらに独自の有用成分を多く含む点が特徴です。
オメガ‑3脂肪酸
細胞機能の維持に不可欠な必須脂肪酸で、ホルモン合成や抗炎症作用に関与します。また、心血管系の健康をサポートし、心疾患のリスク低減に寄与します。
エイコサペンタエン酸(EPA)
EPAはオメガ‑3の一種で、摂取量が増えると冠動脈疾患や高血圧、関節リウマチなどの炎症性疾患のリスクを低減するとされています。
ドコサヘキサエン酸(DHA)
DHAは脳や神経、視覚機能の発達・維持に重要です。成人の認知機能はもちろん、乳幼児期の脳・視覚発達にも欠かせません。
オメガ‑9脂肪酸
コレステロールや動脈硬化、インスリン抵抗性の改善に役立ち、免疫機能の向上や特定がんの予防効果も期待されています。
ホスホリピッド(リン脂質)
リン脂質はリンと脂質からなる分子で、全身の細胞膜、特に脳細胞の構成要素です。細胞の成長・修復に不可欠な栄養素です。
抗酸化物質
活性酸素やフリーラジカルによる細胞障害を防ぐ役割を持ちます。クリルオイルはビタミンA・Eに加え、カロテノイド系のアスタキサンチンを豊富に含み、魚油よりも抗酸化力が高いとされています。
アスタキサンチン
強力な免疫支援抗酸化剤で、神経系の酸化ストレスから保護し、アルツハイマー病やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脳卒中やけいれんのリスク低減が期待されます。また、加齢性白内障や黄斑変性症の予防、紫外線による皮膚ダメージの防止にも有効です。抗酸化力はコエンザイムQ10の約5倍です。
