摂取量の考慮点

  • 推奨ビタミンE摂取量:15 mg(22.5 IU)

    成人の1日あたりの推奨摂取量は15 mg(22.5 IU)です。一方、上限許容量は1,000 mg(1,500 IU)と定められています。ビタミンEのサプリは天然型と合成型がありますが、合成型は天然型の約50%の活性しか持たないため、用量は高めに設定されます。天然型は「d」または「D」α-トコフェロール、合成型は「dl」または「DL」α-トコフェロールと表記されます。

主な食材

  • アーモンドはビタミンEが豊富です。

    ビタミンE含有量が最も高いのは小麦胚芽油で、1杯(約15 ml)あたり約20 mg含まれます。その他、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ヒマワリの種、アーモンド油、綿実油、ヒマワリ油、サフラワー油、サツマイモなどは1食分で4.6 mg〜6.7 mgのビタミンEを供給します。卵、アスパラガス、アボカド、全粒穀物、緑葉野菜にも少量が含まれます。未精製の小麦胚芽油は健康食品店で入手でき、サラダに少量かけるだけで十分な摂取が可能です。

適応症とエビデンス

  • ビタミンEサプリの唯一確実な適応は、ビタミンE欠乏症の治療です。医師の指導のもとで使用すべきです。2000年1月20日付『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』の研究では、心血管疾患による死亡率や罹患率を減少させる効果は確認されませんでした。脳卒中やがんなど一部の疾患はビタミンEを多く含む食事から恩恵を受ける可能性がありますが、サプリの高用量が同様の効果をもたらすという証拠はありません。

注意点と副作用

  • 長期にわたり高用量のビタミンEサプリを摂取すると、死亡リスクがわずかに上昇する可能性があります(Mayo Clinic)。また、抗凝固薬など特定の薬剤と併用すると出血リスクが高まります。一般的に400 IU(約267 mg)以上のサプリは医師が推奨しません。たとえ少量でも薬剤との相互作用が起こり得るため、サプリを使用する際は必ず医師に相談してください。