ビタミンAはどれくらい必要?年齢別の摂取目安と役割
ビタミンAとは
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、動物性食品(牛乳、チーズ、レバーなど)やカロテノイドを含む色鮮やかな野菜・果物(にんじん、かぼちゃ、メロン、ブロッコリー、ほうれん草)に含まれます。視力維持、骨の成長、繁殖、細胞分裂、免疫機能の調整に不可欠です。
1日あたりの必要量
米国医学研究所の食事・栄養委員会が示す推奨量は次のとおりです。
- 男性(14歳以上): 900 µg RE/日
- 女性(14歳以上): 700 µg RE/日(妊娠・授乳中はさらに増量)
- 乳幼児・子供:
- 1〜3歳: 300 µg RE/日
- 4〜8歳: 400 µg RE/日
- 9〜13歳: 600 µg RE/日
不足した場合の影響
ビタミンAが不足すると夜盲症や視力低下のリスクが高まり、免疫力低下により感染症にかかりやすくなります。
過剰摂取のリスク
成人が1日25,000 IU(約7.5 mg RE)を超えると中毒症状が出やすく、極端に多量(数十万 IU)では肝障害や胎児奇形の原因となります。β-カロテンを大量に摂取すると皮膚が一時的にオレンジ色や黄色に変わることがあります。
摂取のポイントと注意点
卵や乳製品を摂らない人は、ビタミンAサプリメントの利用や、1日5食以上の果物・野菜の摂取が推奨されます。動物性食品からビタミンAを得る場合、飽和脂肪酸やコレステロールが多く含まれることがあるため、できるだけ野菜や果物からの摂取を心がけましょう。
