レチノールを含む製品とは
レチノールはビタミンAの一形態で、視覚の維持や免疫機能のサポート、妊娠中の胎児発育に重要な役割を果たします。食品から化粧品、医薬品まで幅広く利用されていますが、過剰摂取は特に妊婦にとって胎児奇形のリスクを高めるなど有害です。
食品に含まれるレチノール
- 動物性食品に多く含まれ、牛乳やチーズ、卵、レバーが代表的です。
- 一部のシリアルやマルチビタミン剤もレチノールで強化されています。
化粧品におけるレチノール
- 処方薬・一般用のスキンケア製品に配合され、ビタミンAと表記されることもあります。
- スタンフォード大学医学部のカフィ博士らの研究によれば、レチノール外用は細かいシワの改善に効果があり、コラーゲン生成と保水力の向上がそのメカニズムとされています。
医薬品に含まれるレチノール
- オレゴン州立大学リンナス・ポーリング研究所によると、ビタミンAレチノイドは肺がんや乳がんなどの成長抑制に有効とされています。
- 急性前骨髄球性白血病(APL)の治療薬として既に使用されています。
- レチノイドは網膜色素変性症(レチナイトス・ピグメンテラ)の進行抑制にも効果が示されています。
- 経口薬としては、にきび治療に用いられるアキュテイン(イソトレチノイン)などがあります。
