ビタミン一覧とその役割

ビタミンは健康な体に欠かせない栄養素で、欠乏すると重篤な病気や最悪の場合は死亡につながります。そのため、すべての主要食品群からバランスよく摂取することが重要です。情報が氾濫し、最新のダイエット広告が溢れる中、どの食品が必要なビタミンを十分に供給してくれるか判断しにくいでしょう。

ビタミンB12

卵などの動物性副産物が唯一の自然なビタミンB12供給源です。

ビタミンB12はDNA複製や赤血球の生成、神経系の健康維持に不可欠です。欠乏すると頭痛、吐き気、集中力低下、疲労、めまいなどの症状が現れ、重度になると永続的な神経障害を引き起こすことがあります。主に肉、チーズ、卵といった動物性食品に含まれるため、完全菜食主義者やベジタリアンはサプリメントで補うことが推奨されます。

ビタミンD

紫外線が皮膚に当たるとビタミンDが生成されます。

ビタミンDの主な役割は体内でカルシウムの吸収と保持を助けることです。欠乏するとカルシウム不足に陥り、骨密度が低下して骨が脆くなります。子供のくる病はビタミンD欠乏が原因です。魚や卵といった食事から摂取できるほか、日光浴でも体内で生成されます。一部の牛乳はビタミンDで強化され、カルシウム吸収を促進します。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲン合成に必須で、皮膚、靭帯、血管の修復に重要です。また抗酸化作用により老化を遅らせる効果もあります。不足すると乾燥した髪や肌、歯茎出血、あざができやすくなり、関節痛や鼻血が現れます。重度の欠乏は壊血病を引き起こし、放置すると致命的です。柑橘類、イチゴ、スイカ、パイナップル、葉物野菜、サツマイモなどに豊富に含まれます。

ビタミンA・ベータカロテン

にんじんはビタミンAとベータカロテンが豊富です。

ビタミンAは皮膚と視覚の健康に大きく関与し、網膜の色素形成や粘膜・軟組織の維持に役立ちます。欠乏すると感染症にかかりやすくなり、視力障害が起こります。卵、チーズ、にんじん、サツマイモ、かぼちゃ、ブロッコリーなどに自然に含まれます。

ベータカロテンは黄色やオレンジ色の野菜・果物に含まれるビタミンAの前駆体で、抗酸化作用があります。体内でビタミンAに変換され、老化抑制に寄与します。

ビタミン - 関連記事