ビタミンC欠乏症が引き起こす症状と対策
ビタミンCは健康維持に欠かせない栄養素です。抗酸化作用により細胞を活性酸素から守り、鉄の吸収を助けて赤血球の生成を促します。また、骨や皮膚、結合組織の修復、創傷治癒、歯や歯茎の健康維持にも重要です。以下では、ビタミンC不足がもたらす危険とその症状について解説します。
原因
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ビタミンC欠乏は、果物や野菜を十分に摂取しないことが主な原因です。さらに、ビタミンCは水溶性で熱や空気に弱く、調理中に失われやすい特徴があります。特に銅製の調理器具を使用すると、食品中のビタミンCが減少することが知られています。
銅製調理器具はビタミンCの損失を招くことがあります。
症状
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ビタミンCが不足すると、倦怠感や疲労、イライラ感が現れます。数か月続くと、歯茎からの出血、歯の揺れ、髪のもろさ、皮下出血など、より深刻な症状が出てきます。
壊血病(かいけつびょう)
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壊血病はビタミンCの極端な欠乏が原因で起こる疾患で、古代エジプトやギリシャでも記録があります。1734年にバッハストロームは新鮮な野菜不足が原因と指摘しました。壊血病になると結合組織が脆くなり、筋力低下、解毒機能の低下、感染症にかかりやすくなります。
診断
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主に症状から診断されますが、必要に応じて血液検査でビタミンC濃度を測定することもあります。
治療
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軽度の欠乏は果物や野菜を増やすことで改善できます。壊血病など重度の場合は、ビタミンCサプリメントを高用量で毎日摂取することが推奨されます。
推奨摂取量
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乳児は1日あたり35 mg、子どもは45 mg、成人は最低でも60 mgのビタミンCが必要です。妊娠中や授乳中の女性、喫煙者、高齢者、アルコールを多く摂取する人はさらに多くの量が推奨されます。個々の必要量は医師に相談してください。
