USPモノグラフの活用方法

USP‑NFモノグラフとは

米国薬局方(USP)と国家処方集(NF)は、医薬品の特性や表示基準を定めるためのモノグラフを作成しています。モノグラフは、薬剤の化学成分、用途、取扱い、保存、溶液適合性などの情報を示すデータラベルです。必要な医薬情報を得るために、モノグラフの各セクションを順に読むことが基本的な使い方です。

必要なもの

  • 対象薬剤のモノグラフ(紙媒体またはデジタル)

使用手順

  1. 家庭にある処方薬のモノグラフを用意します。例として、抗うつ薬「パロキセチン塩酸塩(商品名:パキシル)」を取り上げます。

  2. モノグラフの右上部、薬剤名「Paroxetine Hydrochloride」のすぐ下に掲載されている化学成分表を確認します。

  3. 「Definition(定義)」セクションで薬剤の化学的構成を把握し、「Identification(同定)」セクションで薬剤の使用目的や特性を確認します。

  4. 「Assay(含量測定)」セクションで使用方法や溶液適合性、調製手順、関連チャートを確認します。

  5. 「Impurities(不純物)」セクションで有機・無機不純物の種類と、濃度を低減するための対策を確認します。

  6. モノグラフ左下部の「Additional Requirements(追加要件)」で、包装・保存条件、ラベリング、USP参照基準などを確認します。

体重管理 - 関連記事