低体重がもたらす健康リスク
不妊の問題
低体重は最も一般的な健康問題の一つで、特に不妊につながります。女性は排卵周期が不規則になり、数か月間排卵が起こらないこともあります。男性は精子数や運動性が低下しやすくなります。これらのケースでは、体重増加を目的とした栄養指導が行われます。
妊娠リスク
妊娠中に低体重であると、母体と胎児の双方に危険が及びます。妊娠には1日約300kcalの追加エネルギーが必要ですが、低体重の女性はさらに多くのカロリーが必要です。十分な体重増加が得られないと、低出生体重児や早産のリスクが高まります。早産は新生児の呼吸器系未熟などの合併症を招く可能性があります。
その他の身体的影響
低体重の人は、特に大きな負荷がなくても疲れやすく、体温調節がうまくいかず寒さを感じやすくなります。また、精神的なストレスやうつ症状が現れることもあります。
低体重は何らかの症状のサイン
単に食事量が少ないだけでなく、低体重は甲状腺機能低下症、1型糖尿病、貧血、吸収不良、摂食障害(神経性無食欲症や過食症)など、基礎疾患の可能性を示すことがあります。体重が増えにくい場合は、医師の診断を受けることが重要です。
