HDLを上げる効果的なアルコールの選び方

米国心臓協会(AHA)によれば、適量のアルコールは「善玉」コレステロールと呼ばれるHDLのレベルを上げ、動脈硬化や心疾患のリスクを低減するとされています。ただし、健康目的で飲酒を始めるべきではなく、すでに飲酒習慣がある人が適量を守ることが前提です。

赤ワイン

赤ワインはHDLを上げる効果が最も実証されているとAHAは指摘しています。アルコールに加えて、赤ブドウに含まれるフラボノイドや抗酸化物質が血管や心臓の細胞を保護します。

蒸留酒(リキュール)

蒸留酒はカロリーあたりのアルコール量が高く、糖分がほとんど含まれません。80度(80プルーフ)の蒸留酒1.5オンスは、約114〜120kcalの赤ワイン1杯に匹敵するアルコール量ですが、カロリーは約98kcalとやや低めです。炭水化物がゼロなため血糖上昇が抑えられ、結果として「悪玉」コレステロールの上昇リスクも低減します。甘いミキサーと合わせると逆効果になるので注意が必要です。

白ワイン

白ワインは赤ワインほどフラボノイドは多くありませんが、カロリーがやや低めです。ドライな白ワイン1杯は約110kcalとされ、炭水化物量も赤ワインとほぼ同等です。リースリングやスパークリングワイン(シャンパン)など甘口のものはカロリーが赤ワインと同じになる点に留意してください。

まとめ

HDLを上げるためには、適量の赤ワインや蒸留酒、カロリーが抑えられた白ワインが有効です。ただし、飲み過ぎは逆効果になるため、1日1杯程度にとどめ、バランスの取れた食事と運動を併せて心血管健康を保ちましょう。

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