バリアトリック手術後の標準的な食事ガイド
手術後の食事
手術直後は消化器官の回復を優先し、液体食を中心に摂取します。最初は透明な液体のみ(例:スポーツドリンク、水、透明な炭酸飲料、ゼリーなど)を飲み、病院を退院したらフル液体食へ移行します。フル液体食では、BoostやBoost Plusといった栄養補助ドリンクを加え、30分ごとにカロリーを含む飲料を摂取し、術後の回復に必要な栄養を確保します。
固形食への移行
次のステップとして、柔らかい食品中心のソフトフードダイエットに切り替えます。噛みやすく消化しやすい食品を選び、筋肉の維持に必要なタンパク質を十分に摂取しながら、糖質・脂質・食物繊維は控えめにします。例として、卵、ツナ、柔らかい肉、軟らかいチーズ、カッテージチーズ、オートミール、ジャガイモ、パスタなどが挙げられます。
手術から約2か月経過すると、制限のない「通常」の食事に戻すことが可能ですが、糖質と過剰な脂質は引き続き控えることが推奨されます。主に脂肪の少ない肉、野菜、果物を中心にし、食事はゆっくりと摂り、胃の容量が小さくなっていることを考慮して過食を防ぎます。特に糖質を含む食品は、バイパス手術後にめまいや失神、発汗を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
