喫煙が代謝に与える影響
喫煙が肺に与えるダメージは広く知られていますが、ニコチンが体全体の機能に及ぼす影響はあまり認識されていません。特に代謝機能への影響は深刻です。
ドーパミン
ニコチンは即座にドーパミンの放出を促し、エネルギー感と快感をもたらします。ニコチン濃度が低下すると緊張が高まり、代謝がさらに活発になります。
酸素レベル
喫煙は血流中の酸素濃度を低下させます。酸素不足を補うために体はエネルギー消費を増やし、代謝が上昇します。
心拍数
酸素レベルが低下することで心拍が速くなり、全身に酸素を供給しようとします。その結果、エネルギー需要が増え、代謝率が上がります。
アドレナリン
ニコチンの血中濃度は約30分で低下し、焦燥感や不安が生じます。次の一服を待つ間に不安が増すと、体は「闘争・逃走」モードに入り、アドレナリンが分泌されます。これを支えるためにエネルギー消費が増加します。
血糖値
ニコチンは蓄積された脂肪と糖を放出させ、燃料として利用させます。燃料の消化・代謝にはエネルギーが必要なため、代謝が高まります。
禁煙後の代謝回復
長年の喫煙による代謝の変化は回復に1年以上かかることがあります。禁煙者は体重が減りにくく、むしろ増加することもあります。運動量を増やすことで代謝を上げることが推奨されます。
