子どもの体脂肪率の目安と測定方法
小児肥満が蔓延する中、子どもの体脂肪が過剰かどうかは大きな関心事です。子どもは大人とは栄養ニーズや体脂肪率が異なるため、適切な基準を用いることが重要です。
BMI(体格指数)
子どもの体脂肪率を評価する最も一般的な指標はBMI(Body Mass Index)です。身長・体重・年齢・性別を基に算出されます。
女子の基準
- 健康範囲:14%〜21%
- 過体重:22%〜31%
- 肥満:32%以上
男子の基準
- 健康範囲:9%〜15%
- 過体重:21%〜25%
- 肥満:25%以上
測定方法
BMIの計算は一般的ですが、他にもバイオインピーダンス法などがあります。バイオインピーダンスは微弱な電流を体に流し、筋肉と脂肪の抵抗の違いから体組成を推定します。
精度の限界
BMIは完全な指標ではありません。2000年のベイル大学の研究では、正常BMIの子どものうち6人に1人は実際に過体重または肥満で、肥満BMIの子どもの4人に1人は実際は正常範囲でした。
注意点
測定方法や個々の遺伝的要因により、BMIだけで正確に体脂肪率を判断できないことがあります。専門家の評価や複数の測定手段を併用することが推奨されます。
