大量の水分摂取は体重減少に効果がありますか?
水と体の働き
肝臓は脂肪をエネルギーに変換する代謝を司りますが、同時に腎臓が水分不足の際にサポートする役割も担います。腎臓が水を求めると、肝臓は余計な仕事を抱え、脂肪燃焼が効率的に行われにくくなります。
渇きと空腹感の混同
渇きと空腹感は脳内で同時に刺激されるため、体は「空腹」と感じても実は水分が足りないだけということがあります。しっかり水分を取ることで食欲が抑えられ、結果的に摂取カロリーが減少しやすくなります。
食事前の水分摂取
研究によれば、食事の前にコップ1杯(約200ml)の水を飲むだけで、摂取カロリーが約75kcal減少すると報告されています。バージニア工科大学の栄養学准教授ブレンダ・デイビー氏の実験結果です。
水分過剰のリスク
水を飲みすぎても問題です。過剰な水分摂取と大量の発汗により血中ナトリウム濃度が低下する「低ナトリウム血症」になることがあります。めまい、混乱、筋肉痙攣、腹部膨満感などが症状として現れ、重症例では痙攣や昏睡、最悪の場合は死に至ります。適量の水分摂取と、電解質を含む飲料の併用で予防できます。
