ハワイ式ダイエットの概要と効果

歴史

1990年代に開発されたハワイ式ダイエットは、ハワイ諸島だけでなく米国全体で増加していた肥満問題への対策として生まれました。テリー・シンタニ博士は、米国農務省(USDA)の食事ピラミッドを基礎にしつつ独自の改良を加えて栄養面を設計しました。しかし、このダイエットは単なる食事制限に留まらず、心・体・精神のバランスを取ることが健康の鍵であるという古くからの考え方を取り入れています。

主要な要素

ハワイ式ダイエットは「食事と運動」および「精神的な明晰さ」の二つの柱で構成されます。栄養面では、推奨される食品を好きなだけ食べても、消費したカロリーを運動で燃焼できれば問題ないとしています。さらに、精神的なつながりや心のクリアさを育むことが、全体的な健康につながると強調しています。

期待できる効果

最も注目される効果は体重減少です。全粒・自然食品を中心に、適度な運動を組み合わせることで、減量の可能性が高まります。また、内部的な肥満原因にアプローチし、コレステロール低下、代謝向上、心血管リスクの軽減など、さまざまな健康効果が期待できます。

注意点・デメリット

このダイエットは食事量に制限が少ない分、相応の運動量が必要です。過剰なカロリー摂取を補うために、平均以上の運動を継続しなければなりません。また、許可された食品の種類が限定されている点も、実践を難しくする要因です。

参加者の実績

全米で多くの人がハワイ式ダイエットに取り組んでいます。特に有名なのは元ハワイ州知事ベンジャミン・カエタノで、プログラム開始から3週間で約12ポンド(約5.4kg)の減量に成功し、トリグリセリドとコレステロールも改善しました。体重が大幅に過剰な参加者の中には期待通りの結果が得られなかったケースもありますが、平均すると週に3〜10ポンド(約1.4〜4.5kg)の減量が報告されています。

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