サウスビーチダイエットとアトキンスダイエットの比較
類似点
アトキンスとサウスビーチの両ダイエットは、最初の2週間で炭水化物を極端に制限します。果物やほとんどの野菜、パン、パスタ、米、シリアルはほぼ禁止され、代わりに赤身肉、魚、鶏肉が推奨されます。以降のフェーズで徐々に野菜や炭水化物の量が増え、目標体重に達したら維持フェーズへ移行します。
アトキンスダイエット
1972年にロバート・C・アトキンス博士が提唱したこのダイエットは、バターなどの飽和脂肪を含むさまざまな脂肪の摂取を推奨します。非繊維性炭水化物はフェーズに応じて1日20〜40gに制限し、タンパク質を多く摂ることで食欲抑制と迅速な体重減少が期待できます。
サウスビーチダイエット
2005年にアーサー・アガストン博士が発表したこのプログラムは、バターなどの飽和脂肪を禁止し、オリーブオイルやキャノーラ油などの一価不飽和脂肪は許可します。炭水化物はグリセミック指数(GI)に基づき「低GI」食品のみを選び、ポテトや白米などGIが高い食品は除外します。炭水化物は量ではなく「ポーション」単位で管理します。
低炭水化物ダイエットは効果があるのか
両ダイエットは開始数週間で最大13ポンド(約6kg)もの減量が報告されており、サウスビーチは特に「腹部脂肪」の減少を謳っています。また、血中コレステロールの低下効果も期待できます。
リスク
低炭水化物・高タンパク質食には以下のような健康リスクが指摘されています。
- 長期的な体重減少の維持が困難
- 失神やめまい
- 痛風
- 運動パフォーマンスの低下
- 心臓病・がんリスクの増加
- 骨粗鬆症
- 加齢に伴う血圧上昇
- 腎結石
アトキンスダイエットは高脂肪・高コレステロールであり、心血管疾患や大腸がんとの関連が懸念されています。サウスビーチダイエットの最初のフェーズは極端な炭水化物制限により、ケトアシドーシス(血中ケトン体と酸の過剰蓄積)を引き起こす可能性があります。未治療の場合、昏睡や死に至ることもあります。
また、開始数週間は食事のバリエーションが乏しい点も批判されています。
どちらが優れているか
どちらのダイエットにもメリットとデメリットがあります。低炭水化物食が自分に合うと感じるならどちらかを試す価値があります。体系的なプランを好むならアトキンス、食材の選択肢を広く持ちたいならサウスビーチが向いているでしょう。
