お茶は体重減少を促進するのか?
種類
減量効果があるとされるお茶は、カメリア・シネンシス(茶樹)から作られるものです。緑茶、紅茶、白茶、烏龍茶が代表的で、収穫時期や加工方法の違いで色や味が変わります。緑茶と烏龍茶が特に効果が高いとされていますが、基本的な作用は同じです。
仕組み
これらのお茶はカロリーや脂肪の燃焼を促進し、エネルギー代謝を高めます。スイス・ジュネーブ大学の研究では、緑茶の摂取でエネルギー消費が約4%増加したと報告されています。主な成分はカフェイン、カテキン、ポリフェノールの3つです。カフェインは短時間の覚醒効果を、カテキンとポリフェノールは抗酸化作用を持ち、糖の代謝を助けます。特に緑茶は脂肪の吸収と蓄積を抑える働きがあります。
各種のお茶で含有する抗酸化物質の量は異なりますが、緑茶はカテキンが多く、烏龍茶はポリフェノールが多いです。減量効果は概ね同等です。
メリット
体重減少は血圧低下や糖尿病予防に役立ちます。カテキンは2型糖尿病のサプリメントにも利用され、日本の研究では緑茶の摂取が血糖値の低下と関連付けられています。
注意点
減量目的で販売されているハーブティーには、ルバーブやフルーガ、アロエなどの下剤成分が含まれることがあり、脱水や下痢を引き起こす恐れがあります。このような「ダイエットティー」の減量効果は一時的です。一方、糖分無添加の「ダイエット」ラベルが付いた緑茶などは、上記の副作用はありません。
結論
お茶は軽度の減量をサポートしますが、バランスの取れた食事や運動の代わりにはなりません。特に砂糖やミルクを入れずに飲むと、他の飲料に比べてダイエットに有利です。運動前に緑茶や烏龍茶を摂取すると、エネルギーが増し、脂肪燃焼を助けます。
