甲状腺機能低下症のための減量食
健康的な食事と適度な運動は、不要な体重を減らす確実な方法です。甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの不足)では代謝が低下し、体重が増えやすくなります。食事と生活習慣を見直し、症状に合わせた改善策を取り入れましょう。
甲状腺機能低下症の症状
- 疲労感・体重増加
- 頭痛や偏頭痛、寒熱不耐症
- やる気の低下、うつ症状
- むくみ、便秘、過敏性腸症候群、睡眠障害
- 女性の場合:腫瘍、卵巣嚢胞、子宮内膜症、女性がんのリスク増加
甲状腺機能低下症と食事
体重増加の主な要因は、代謝率の低下、病気やストレスによる脳内化学変化、インスリン抵抗性の3つです。特にインスリン抵抗性は炭水化物の処理と血糖の吸収を遅らせます。
おすすめの食材は、鶏肉・七面鳥・魚、デンプンが少ない野菜、全粒穀物、豆類です。一方、砂糖やデンプン質の多い食品は控えましょう。具体的には、パスタ、米、ジャガイモ、白い小麦粉やパン、トウモロコシ、エンドウ、サツマイモ、乳製品、赤身肉、特定の果物の摂取を減らすことが望ましいです。
インスリン抵抗性がある場合は、低脂肪・低炭水化物の食事と適切な運動が体重減少に効果的です。
医師の視点
メイヨークリニックの内分泌専門医トッド・B・ニポルト博士は、甲状腺ホルモンの吸収を妨げる可能性のある食品やサプリメントを避けるよう勧めています。具体的には、くるみ、大豆粉、綿実粉、鉄分を含むサプリやビタミン、カルシウムサプリ、特定の制酸剤、潰瘍治療薬、コレステロール低下薬などです。これらは甲状腺薬の服用前後数時間は摂取しないようにしましょう。
