胃バイパス手術前の食事指導
胃バイパス手術は、胃の容量を小さくし、食べ物の通過経路を変更することで、満腹感を早く得られ、摂取カロリーを減少させる減量手術です。
手術前の食事
多くの医師は、手術の1〜2か月前から特別な食事療法を開始することを推奨しています。術後は胃の容量が非常に小さくなるため、少量の食事しか摂れません。また、栄養吸収が低下するため、必要な栄養素を確保することが重要です。手術前に食事を調整することで、肝臓を小さくし、手術時の切開を小さくできるメリットもあります。
摂取すべき食品
術前食事の目安は、1日あたり以下の量です。
- たんぱく質:4〜5食分(赤身肉、魚、豆類、チーズ、卵、ヨーグルト、ピーナッツバター、カッテージチーズなど)
- 野菜・果物:各2食分(トマトジュース、加熱または生の野菜、リンゴ、バナナ、グレープフルーツ、ブドウ、オレンジなど)
- 炭水化物:2食分(シリアル、クラッカー、パスタ、米、ジャガイモ、トウモロコシ、かぼちゃ、豆、パン)
- 脂質:3食分(マーガリン、カノラ油、亜麻仁油、ひまわり油、サフラワー油、オリーブオイルなど)
適切な量の管理
食事量の管理は必須です。包装食品はラベルに記載された推奨量を守り、目安がない食品は実際に測って量を把握しましょう。目安は以下の通りです。
- 肉:約85g(3オンス)
- 豆類:約115g(4オンス)
- 生野菜:1カップ
- 加熱野菜:½カップ
- ジュース:½カップ
- パスタ:½カップ
- 果物:種類により異なる
具体的な量については担当医に相談してください。
