蛍光灯と不安:電磁波の影響は本当か

蛍光灯をはじめとする電気機器が放つ電磁波(EMF)が不安発作やさまざまな健康問題を引き起こすという疑念がありますが、政府機関や学術研究が蛍光灯と不安障害を直接結びつけた証拠は現在のところありません。

意義

電磁場(EMF)は、電力の生成・送電・配線、建物の照明(蛍光灯を含む)に伴って生じる目に見えないエネルギーです。

識別

電磁過敏症(Electrohypersensitivity, EHS)とは、電磁波を発する装置に曝露されると頭痛、倦怠感、集中力低下などの症状が現れると主張する状態です。

研究状況

米国保健福祉省傘下の国立環境衛生研究所(NIEHS)は、EMF が人体に与える影響を調査しています。NIEHS は幼児白血病と EMF の関連性を認めていますが、蛍光灯と不安との因果関係を示す決定的な研究は報告されていません。

理論・仮説

カナダ・オンタリオ州トレント大学の環境資源学准教授マグダ・ハバス博士は、EMF が不安、うつ、イライラ、過活動、喘息発作などさまざまな疾患と結びつく可能性を指摘しています。

影響の可能性

カナダの草の根団体「Canadian Initiative to Stop Wireless, Electric and Electromagnetic Pollution(CISWEMP)」は、蛍光灯などの EMF が副腎から過剰なコルチゾールやアドレナリンを分泌させ、結果としてイライラや不安、過活動を引き起こすと主張しています。ただし、これらは仮説段階であり、科学的裏付けは不足しています。

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