外部ストレスがもたらす影響と対処法

ストレスと脳

米国国立精神衛生研究所が資金提供した研究では、ストレスが認知機能に与える影響が明らかになりました。ストレスにさらされるとタンパク質キナーゼCが活性化し、思考力の低下や記憶課題の遂行能力が減少することが分かっています。また、米国科学アカデミーの別の研究では、ストレスを抱える学生は、ストレスが少ない学生に比べてタスク間の注意切り替えが困難になることが示されました。

身体的症状

外部からのストレスは脳だけでなく体にも大きな影響を及ぼします。慢性的なストレスは、頭痛、胃痛、下痢、便秘、血圧上昇、不眠、胸痛、全身の倦怠感など、命に関わることもある深刻な身体症状を引き起こすことがあります。また、既存の疾患や症状はストレスにより悪化しやすくなります。

行動的反応

外部ストレスに対する行動の変化は、生活習慣や生産性、全体的な健康にマイナスの影響を与えることがあります。ストレスが原因で強迫的な行動が出ることや、過食・過少食といった不健康な食習慣が現れることがあります。先延ばしや孤立行動、神経質な癖も典型的な対処法です。特に有害なのは、アルコール、薬物、タバコといった嗜好品に依存する行動です。

ストレスと感情

外部ストレスに直面すると、イライラや刺激過敏、孤独感、気分の変動、うつ、フラストレーションなどの感情が生じやすくなります。これらの感情が放置されると、重篤な精神疾患へと進行する危険があります。幸いにも身体は回復力があり、ストレス要因を取り除くことで正常な恒常性に戻ることが期待できます。

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