再発防止のための目標設定方法
多くの人は新年の始まりに抱負として目標を設定します。あるいは、依存症からの脱却など、何か達成したいことがあるときに目標を立てます。目標設定には成功率を高め、旧習慣に戻らないためのシンプルな指針があります。価値ある目標に向かう過程では挫折はつきものですが、それは「失敗」ではなく「一時的な後退」と捉え、再びやり直すことが可能です。
目標設定の手順
現実的に達成可能な目標を設定しましょう。例えば、アルコホーリクス・アノニマス(AA)では、継続的な禁酒の目標は「1日ずつ」になることが推奨されています。目標は手の届く範囲に設定してください。
目標は肯定的かつ具体的に表現します。「体重を減らす」ではなく、「6月末までに20ポンド(約9kg)減らす」など、数値で示しましょう。
目標は書き留めましょう。研究によれば、口頭で伝えるよりも書面にする方が達成率が高いとされています。周囲の人にも自分の目標を伝えて、サポートを得ましょう。
再発の一般的な原因を理解しておきましょう。ストレス、圧倒的な感情、家族や友人の死、夫婦・家族問題、孤独感、恥や罪悪感、怒り、周囲の反応、変化への恐怖などが挙げられます。
自分が再発しやすいトリガーを把握しましょう。例えば、ベーカリーの甘い匂いが気になるなら別の道を通る、飲酒する友人がいるなら新しい友人関係を築く、休憩中に同僚が喫煙しているのが気になるなら別の活動をする、などです。
トリガーに備えて事前に対処法リストを作成しましょう。たとえば、禁煙を始めて2週間後に親しい人が亡くなった場合、喫煙に戻らずに対処できる方法を10個考えておく、といった具合です。
たとえ一度の後退があっても、目標達成へのコミットメントと自信を保ち続けましょう。ある研究では、成功した目標設定者の71%が最初の再発がむしろ努力を強化するきっかけになったと回答しています。再発は回復プロセスの一部です。
自分を許し、再発の原因を分析しましょう。次回はどう対処するか計画を立て、スポンサーや友人に相談して感情を整理します。再発は目標未達成を意味するものではないことを自覚してください。
