レストランの安全対策
レストランでの安全手順は、来店客と従業員の健康・安全を確保するために欠かせません。作業環境の整備から食品の調理まで、具体的な対策を紹介します。
作業環境
従業員は滑り止め付きの靴、エプロン、ヘアネット、使い捨てプラスチック手袋など、適切な服装を着用し、髪の毛や細菌が食品に混入しないようにします。
調理器具・食器・設備を扱う前後は、石鹸と温水で手をしっかり洗い、細菌の移動を防ぎます。体調不良の場合は出勤せず、感染拡大を防止します。食材を扱うエリアでの飲食、くしゃみ、咳は禁止です。
床に液体がこぼれたらすぐに拭き取り、濡れた場所を放置しないことで、滑倒事故を防止します。
熱い食材や油、熱湯を扱う際は必ずオーブンミットや鍋敷きを使用し、やけどを防ぎます。ナイフや刃物を扱うときは、切創防止用の手袋を着用します。
食品の調理
食品の汚染防止は最重要です。果物や野菜は提供直前に冷水で洗い、メロンやにんじん、ジャガイモなど硬い野菜は柔らかいブラシでしっかりこすります。
加熱調理では、オーブンの温度を71℃(160°F)以上に設定し、肉類は食品用温度計で内部温度を確認します。
冷凍食品の解凍は、冷蔵庫で24時間以上かけるか、冷水に浸し30分ごとに水を交換します。熱い水での解凍や室温放置は細菌増殖の原因になるため避けます。
氷も安全に扱う必要があります。氷機の定期的な清掃でスライムやミネラル沈着を防ぎ、専用の容器やプラスチック製スコップで氷を取り出します。溶けた氷や未使用の氷は再凍結せず、機械に戻さないでください。
