足首の捻挫のサインと症状
概要
足首の捻挫は、関節を取り巻く靭帯が伸びたり断裂したりすることで起こります。足が固定された状態で体が動いたり、足を内側または外側にひねったりすると起こります。腫れや痛みが強いほど、靭帯の損傷は重いと考えられます。
兆候と症状
捻挫直後に鋭い痛みが走り、足底で「ポップ」や「パチン」という音が聞こえることがあります。腫れ、軽い内出血、硬直、触れると痛み、体重をかけると不安定さを感じます。
軽度の捻挫は数日で腫れが引き、1週間程度で改善しますが、重度の場合は激しい痛みと持続的な腫れがあり、歩行や体重をかけることが困難です。
合併症
軽度でも適切に治療しないと、慢性的な足首の不安定感や再発を招きます。治癒したように見えても、時折腫れや違和感が残ります。
子供の場合、成長板が損傷すると成長障害や脚の筋力低下、歩行障害につながる恐れがあります。
治療法
捻挫は正しい方法で自宅療法が可能です。基本は「RICE」法です。
- Rest(安静):足首への負荷を避け、安静にします。
- Ice(冷却):氷をタオルで包み、腫れた部位に20分程度当てます。
- Compression(圧迫):弾性包帯やサポーターで軽く圧迫します。血行が悪くなるほど締め付けないこと。
- Elevation(挙上):足を心臓より高く保ち、2〜3時間を目安に行います。
上記に加えて、市販の鎮痛・消炎薬を服用すると痛みと腫れが軽減します。
医師の診察が必要なとき
重度の捻挫では骨折の有無をレントゲンで確認する必要があります。また、靭帯が完全に断裂している場合は外科的治療が必要になることもあります。
以下の症状がある場合は速やかに受診してください。
- 激しい痛みが続く
- 足が冷たく青白い
- 捻挫時に大きな音がした
- しびれや動かせない状態
- 体重をかけられない
軽度の場合でも、1週間経っても改善が見られない、または2週間以上腫れや痛みが続く場合は医師に相談しましょう。
