糖尿病と旧石器時代の食事法

研究結果

スウェーデン・ルンド大学で行われた長期的な豚実験と、同大学で実施された短期ヒト臨床試験は、旧石器時代(パレオリオリティック)食が有効であることを示しています。インスリン応答の正常化、血圧低下、炎症マーカー(C反応性タンパク質)の減少、さらには腹部脂肪の減少が確認されました。関連研究も概ね肯定的ですが、依然として懐疑的な科学者もおり、さらなる検証が進められています。

医師に相談する

実践前に必ず主治医と相談してください。旧石器時代の食事は全員に適合するわけではなく、個々の健康状態に応じた血液検査が必要になることがあります。

摂取すべき食品

  • 新鮮または冷凍の果物・野菜をたっぷり。特に食物繊維が豊富なベリー類がおすすめです。皮にも栄養と繊維が多く含まれるので、可能な限り皮ごと食べましょう。
  • たんぱく源は、主に魚や草を食べて育った動物です。現代のトウモロコシ飼育肉よりも脂肪が少なく、骨髄などの栄養価の高い部位も適量であれば摂取できます。飽和脂肪は控え、オメガ‑3 が豊富なエクストラバージンオリーブオイル、くるみ油、亜麻仁油などを使用してください。
  • 野生の獲物は理想的なたんぱく源です。入手が難しい場合は、野生魚、放し飼いの肉、草飼いの家畜を代替として選びましょう。

避けるべき食品

  • 乳製品は旧石器時代には存在せず、私たちの体は乳糖を効率的に処理できません。代わりに、カルシウムが豊富な濃い緑色葉野菜を摂取してください。
  • 単純炭水化物(砂糖、ジャガイモ)や豆類は、旧石器時代の人々が生で食べることはなく、体がそれらを処理するように進化していません。したがって、これらは除外します。
  • 穀物全般も同様です。穀物は旧石器時代の何万年後に栽培が始まったため、パンやパスタなどの小麦製品は摂取しません。代替として、血糖値を急上昇させないキヌアや、アーモンド粉を使ったベーキングが有効です。

失敗しやすい理由:飽き

野菜と肉だけのシンプルな食事はすぐに飽きが来やすいです。しかし、旧石器時代の人々は「食べられるものはすべて」食べていました。新しい野菜やハーブ、スパイスを積極的に取り入れ、味のバリエーションを増やしましょう。例えば、ジャガイモの代わりにカリフラワーライス、マッシュしたカブやルタバガ、ソテーしたスクワッシュなどを使えば、血糖値の急上昇を防げます。

買い物の際は「石器時代の人がこの食材を手に入れられたか?」と自問し、答えがNOならカートに入れないように心がけてください。

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