カルトゥーシアン修道会の食事法と長寿の秘密

カルトゥーシアン修道会とは

カルトゥーシアン修道会(聖ブルーノ会)は、1084年に聖ブルーノがフランス・アルプスのカルチュス山谷で創設した、ローマ・カトリックの最も厳格な閉鎖修道会です。僧侶は1日最大14時間を祈りに費やし、木工作業のために30分の自由時間が与えられます。睡眠は1日7時間で、夜半と早朝に分けて取ります。

食事制度

カルトゥーシアンの食事は極めて質素で、肉類は一切使用しません。1日2食が基本で、主食は米や豆、卵や魚、果物、パンと水(またはワイン)です。9月から復活祭までの期間は、2食目はパンと水だけとなります。944年にピエール・ヴェネラブルが記した記録によれば、肉は常に禁じられ、魚は慈善として受け取る場合のみ許可されます。チーズと卵は日曜と木曜に、火曜と土曜は煮た野菜、月曜・水曜・金曜はパンと水だけといった細かい規定があります。クリスマス、復活祭、ペンテコステ、エピファニーなどの祭日は例外です。

健康への影響

1950年の『Time』誌はカルトゥーシアン修道会を特集し、70歳の僧侶トマス・ムーア神父へのインタビューを掲載しました。ムーア神父は「食事のおかげで体重が減り、ベネディクト会時代より約7キロ減った。健康は最高だ」と語り、ローマ教皇レオ13世が規律緩和を提案した際も、80~90歳の修道士たちの長寿を見て結局変更しなかったと述べました。

カルチャーズ(Chartreuse)

17世紀からパリ近郊ヴォーベールのカルトゥーシアン僧が製造しているリキュール「カルチャーズ」は、当初は医療用エリクサーとして作られました。アルコール度数は当初70%以上でしたが、1760年代に約55%に調整されました。130種以上のアルプス産ハーブが独特の色と風味を生み出します。現在、僧侶は松の実、ヨモギ、ペパーミント、リコリスなどを配合した特製ハーブティーも提供しています。

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