消化
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脂肪の消化は口から始まります。唾液に含まれる少量のリパーゼが脂肪を分解し始めます。胃でも少量のリパーゼが分泌されますが、主な消化は小腸で行われます。胆汁と混ざることで大きな脂肪塊が細かくなり、膵臓から分泌されるリパーゼが脂肪を個々の脂肪酸にまで分解します。これにより、脂肪酸は血流へ吸収可能な形になります。
吸収と輸送
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小腸の壁を通って吸収された脂肪酸は、血液とリンパ系の両方に運ばれます。血流に入った脂肪酸は肝臓へ運ばれ、代謝が行われます。一方、リンパ系に入った脂肪酸はキロミクロンという粒子にパッケージされ、血流へと流入します。キロミクロンは血中で分解され、脂肪酸は筋肉、肝臓、脂肪細胞に取り込まれます。
貯蔵と代謝
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エネルギーが十分に供給されているときは、脂肪細胞(アディポサイト)が血中の脂肪酸を取り込み、トリグリセリドとして蓄えます。余分な炭水化物も脂肪に変換され、同様に貯蔵されます。食事が不足したり、運動や病気でエネルギー需要が高まると、蓄えられた脂肪が再び脂肪酸に分解され、肝臓へ運ばれます。肝臓ではこれらの脂肪酸がエネルギーとして利用されたり、必要に応じてグルコースに変換されたりします。
食事性脂肪と健康
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脂肪は植物性と動物性の両方の食品に含まれます。代表的な供給源は植物油、マーガリン、全乳・クリーム、肉・家禽、魚介類、ナッツや種子です。米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、総エネルギーの20〜35%を脂肪から摂取すべきとされています。そのうち飽和脂肪酸は10%未満、トランス脂肪酸はできるだけ避けることが推奨されています。
