ピザはなぜジャンクフードとみなされるのか?
米国の食事ガイドライン(2010)によると、ピザは成人と2歳以上の子どもにおいて、5番目に多くカロリーを摂取する食品です。一方で、米国人口の大半が過体重または肥満であることが報告されています。ピザは必須栄養素も含みますが、一般的にはジャンクフードと見なされています。その理由を見てみましょう。
ナトリウム
ピザはチーズが主成分であるため、ナトリウムが多く含まれます。ペパロニやソーセージを加えるとさらにナトリウム量が増加します。米国農務省(USDA)のデータによれば、レギュラークラストのチーズピザ1切れは約640mg、ソーセージピザ1切れは約734mgのナトリウムを含みます。食事ガイドラインでは、年齢や心血管リスクに応じて1日1,500〜2,300mgのナトリウム摂取を推奨しています。
飽和脂肪酸
チーズや肉のトッピングは飽和脂肪酸が多く、過剰に摂取するとコレステロール上昇や心臓病リスクが高まります。食事ガイドラインは、総エネルギーの10%未満(2,000kcalの食事で23g未満)に抑えることを推奨しています。USDAのデータでは、レギュラークラストのチーズピザ1切れに飽和脂肪酸が4.8g、ソーセージピザでは5.8g含まれています。
精製された穀物
自宅で全粒粉のクラストを作ることは可能ですが、市販やレストランのピザはほとんどが精製小麦の白いクラストです。ChooseMyPlate.govは、食物繊維が豊富で栄養価の高い全粒穀物の摂取を推奨しています。全粒粉、オートミール、ブルグル、玄米などを主食にすることが勧められます。
改善の提案
自家製ピザを作ることで、栄養価を大幅に向上させられます。全粒粉のクラストを使用し、低脂肪・低ナトリウムのチーズを選び、ペパロニの代わりにターキー・ペパロニやグリルチキンをトッピングに使いましょう。さらに、彩り豊かな野菜を加えることで、食物繊維やビタミン・ミネラルが増えます。こうした工夫により、ピザは必ずしも「ジャンクフード」ではなくなります。
