胸筋(ペック)とは何か?
定義
「ペック」と呼ばれる筋肉は、正式名称を大胸筋(pectoralis major)と言います。胸部に位置し、男性は女性に比べて広がりが大きいです。大胸筋の下に薄い小胸筋(pectoralis minor)があり、大胸筋は少なくとも6つの筋繊維群から構成され、各繊維は中枢神経系から個別に制御されます。
動作
大胸筋は腕と肩の動きに関わる主な4つの動作を担います。上腕骨の屈曲・内転・回旋を行い、物を投げたり頭上に持ち上げる動作を可能にします。また、深呼吸時に大量の酸素を取り込むのを助けます。小胸筋は肩を上げた後に下げる(肩甲骨の下降)役割を果たします。
トレーニング
大胸筋は他の筋肉と同様に、抵抗トレーニングやスポーツで鍛えることができます。ベンチプレス(ダンベル、バーベル、マシン)やフラット・インクラインのダンベル運動は筋肥大に効果的です。また、水泳は大胸筋・小胸筋の無酸素・有酸素能力を同時に高めます。
怪我と疾患
大胸筋はウェイトリフティング、レスリング、フットボールなどのスポーツで負傷しやすく、胸部の痛み、筋力低下、可動域制限、打撲が見られます。重度の場合は筋断裂し、手術が必要になることもあります。
