米国農務省(USDA)の役割と責務

米国農務省(USDA)は、食料・農業・栄養・天然資源を監督し、関連法規の制定・監視を行う連邦機関です。1862年にエイブラハム・リンカーン大統領の下で設立され、4-HやFFAなどの教育・アウトリーチ活動も実施しています。現在、USDAは17の組織・機関を統括しています。

農業

USDAは国内農業を総合的に監督し、天候や気候のモニタリング、害虫管理政策の策定、週次の天候・作物ブリティンの発行、主要作物地域のプロファイル作成を行います。農家にはファクトシートや貸付金利情報、価格情報の助言が提供されます。植物データベースでは絶滅危惧種・侵入種・有害植物を分類し、動物糞処理や灌漑の管理も担当します。

教育・アウトリーチ

USDAは農業研究と生産性の監視を行い、教師や将来の科学者向けのアウトリーチ活動を支援します。土壌教育、農業用語集の整備、米国農業図書館の運営も行い、国際研究プログラムを通じて世界的な教育・情報提供を行います。また、災害教育ネットワークの運営や国内外への人道支援も実施しています。

食料・栄養

USDAは nutrition.gov を管理し、肥満予防、食事計画、食品ラベルに関するプログラムを提供します。「What’s in the Foods You Eat」ツールは13,000件以上の栄養プロファイルを掲載し、食事ピラミッドで健康的な食生活の指針を示します。肉・家禽・卵製品の安全な保管・調理に関する情報はホットラインで提供され、女性・乳幼児・子ども(WIC)プログラムや無料の学校給食プログラムも監督しています。食品保存データベースでは乾燥や家庭缶詰の方法も案内します。

法規制

USDAは農業関連法規の策定・施行に関与し、全米農業法センターを通じて法令や農業法レポート、フードロー・ジャーナルを発行します。穀物基準法、農業マーケティング法、パッカーズ・アンド・ストックヤーズ法、食料安全保障法などが管轄対象です。また、地方開発イニシアティブの立案・実施や、商品価格の設定・流通管理も行います。

天然資源

USDAは国立公園や森林局を含む国内の天然資源を管理し、保護活動とバイオディーゼルなど再生可能エネルギーの利用拡大を推進しています。

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