缶詰・新鮮・冷凍サーモンの栄養比較
サーモンはオメガ3脂肪酸やビタミンなど重要な栄養素が豊富で、健康的な食事に欠かせません。ただし、養殖サーモンに含まれるポリ塩化ビフェニル(PCB)などの汚染物質を過剰に摂取しないよう、米国環境保護庁(EPA)が提示する摂取ガイドラインを守ることが推奨されます。
オメガ3脂肪酸
サーモンはオメガ3脂肪酸の主要な供給源で、記憶力向上や心血管疾患・がん予防に寄与します。缶詰サーモンは水分が除去され脂肪酸が濃縮されるため、同量の鮮魚や冷凍魚よりも1食分(約4オンス)あたり約2.2 gのオメガ3を含みます。一方、鮮魚・冷凍魚は約1.7 gです。ただし、冷凍サーモンは長期保存により脂肪酸が劣化しやすく、時間が経つほど含有量が減少します。
ビタミンC
サーモンはオレンジやレモンを上回るビタミンCを含み、鮮魚と冷凍魚ではほぼ同等です。缶詰加工時に一部が失われますが、失われたビタミンCは缶の液体に残ります。その液体を料理に利用すれば、ほとんどのビタミンCを回復できます。缶詰のビタミンCは保存期間中安定しています。
カルシウム
鮮魚・冷凍魚はカルシウム含有量は低めですが、缶詰サーモンには高温処理で柔らかくなった骨がそのまま入っています。これらの骨は食べられ、豊富なカルシウム源となります。
ナトリウム
缶詰サーモンは風味付けのために塩が添加されることが多く、ナトリウムが高めです。塩分摂取を控えたい場合は「無塩添加」タイプを選ぶと良いでしょう。
細菌と腐敗
缶詰は高温殺菌により細菌が除去され、保存期間が長くなります。適切に保管すれば最低6年、条件次第では10年まで安全に食べられます。冷凍サーモンは約6か月、最適な冷凍環境下では最大1年保存可能です。鮮魚は購入後すぐに冷蔵し、数日以内に消費する必要があります。
