なぜ体は酸を塩基よりも上手く処理できるのか?
定義
「酸性食品」と呼ばれるものは、体内を酸性にすると考えられていますが、実際には食品自体の酸性度が高くないことがあります。逆に「アルカリ性食品」は体の酸性度を下げます。たとえばレモンやライムは酸味がありますが、体内ではアルカリ性に働き、酸性を減少させます。
pHバランス
すべての物質はpH0〜14のスケールで評価され、7が中性、0が強酸性、14が強アルカリ性です。胃酸はpH1、純水はpH7、重曹はpH12です。人間の体にとって理想的なpHは7.35〜7.45であり、酸やアルカリの有無ではなく、体内のpHを調整できる食品を選ぶことが重要です。
誤解
酸性食品が必ずしも健康に良いわけでも、アルカリ性食品が必ずしも優れているわけでもありません。Advanced Health Planによれば「酸性とアルカリ性は対立関係にあるが、どちらが本質的に優れているわけではない」。北米の食生活が過度に酸性であることが健康問題の一因とされています。
食事と運動
現代の食事は酸性食品が多く、体は一定の酸を必要としますが、過剰な酸性はさまざまな疾患につながります。運動は体内に酸を産生するため、野菜、グレープフルーツ、ニンニクなどアルカリ性を形成する食品でバランスを取ることが推奨されます。
専門家の見解
Connective Tissue Disorderの報告では「シトラス類は摂取時は酸性でも、代謝後はアルカリ性の残渣を残す」ことが示されています。酸性食品を意識するより、アルカリ性を形成する食品を積極的に選ぶ方が効果的です。
